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青森三沢基地で米海軍56人が新規感染 多くがカウント漏れの不手際


青森県三沢市は4日、12月26日から1月3日までに米軍三沢基地(三沢市)の米海軍関係者56人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。期間は明らかになっていないが、米空軍を含め、同基地全体では現在、この56人を入れて82人の米軍関係者が感染し、隔離されているという。米軍からオミクロン株かどうかの説明はない。
同基地から三沢市に入った連絡などをまとめると、基地内では、コロナ感染者が増える傾向が続いていた。12月29日には、1日あたりで過去最多となる関係者11人の感染が分かった。さらに、米海軍の56人の感染者数の多くがカウントされていないなどの不手際も見つかった。
感染の経路としては、米国本土と基地を結ぶチャーター機で三沢基地に到着した関係者が多く、民間機で入国してチャーターバスで基地に着いた関係者もいた。このほか、経路不明及び詳細不明もいるという。
オミクロン株の感染かどうかは明らかになっていない。ただ、県はこれまでに県上十三保健所管内で昨年12月31日に感染が判明した30代女性がオミクロン株の可能性があると発表。女性は三沢基地関係者で、米軍の陽性者から感染した可能性があると説明していた。
同基地から市に対する説明などでは、感染者が相次いでいることから、基地内でのマスク着用の厳格化や、10人以上の集会を許可制とするなどの感染対策が強化されているという。
原文出處 朝日新聞

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